トルティとおからの話  
昔、家の食卓にはうの花がいつもあった。 母親が料理上手だったけれど、当時大家族だったため、毎回かなりの量の惣菜を作らなければならなかったので、大変だったと思う。 

おからが安いせいか、栄養が満点だと知っていたのか、とにかくいつも食卓に「うの花」がふんだんに置かれていた記憶がある。 今のように食物繊維がどうとか、カロリーがとか気にすることもなく、情報も豊富ではなかった時代だった。 

その後、おからが優良食品だとわかって、あのころは良い食事をしていたんだなぁと思うときがあった。 平成19年だったか、テレビでおからが産業廃棄物として捨てられている場面をみて、驚くと同時に何とかできないかという思いが強くなった。 

当然今までの経験からタコスの皮に使うしか方法がないわけで、そこから日々おからとの戦いが始まった。 紆余曲折はあったものの、やっと平成21年の12月に機械での量産化にこぎtけ、いつでも沢山の人に食べてもらえるようになった。 これからはどうやって多くの人に良さを知ってもらえるかがとても大切になった。
      
         タコス鈴木
 もっと詳しくはトルティ開発の話を読んでください。
 

トルティな生活って?

トルティのある生活で楽しく美味しく健康にそしてエコに過ごしませんか?

トルティが冷蔵庫にあれば温めるだけで、具材は本格的に料理しても、冷蔵庫にある残ったおかずでも、また野菜だけでもドレッシングを合わせて挟むだけで手軽に食べられます。
スイーツだっていけます。 何でも巻き巻きしてみて、美味しさ発見!
夕飯に家族や友人が集まればワイワイがやがやトルティで楽しく、焼き肉パーティなどいかがでしょうか?

 

トルティって何?

トルティはおからととうもろこしの皮で、おからはなんと!50%入っているんです。

おからは高タンパク、低脂肪、低カロリー、さらに女性に嬉しいイソフラボン、サポニン、レシチンが豊富に含まれている優良な食品です。

   トルティのおからは北海道の国産大豆、とうもろこしは非遺伝子組み換えの厳選した原料...1枚のカロリーは約47Kcal、食物繊維は約1.34gでレタス一個分にあたります。

おからが家畜の肥料や産業廃棄物になっているのを知っていますか?
貴重な国内産大豆からできるおからも無駄になっているんです。 おからも最近食品に使われることが多くなってきたのですが、味や臭いにクセがあって多く入れることが出来ず、大抵数パーセントにとどまっています。 でも、トルティはおからが半分入っているにもかかわらず、パサパサ感やおから臭さがなく、食べやすく手軽でインパクトのある食材になっています。

何がトルティに合うの?

和洋中なんでもはさんで食べれば、気に入ってもらえると思います。

ヘルシーな皮にたっぷり好きな野菜をのせて、好みのドレッシング、ソースなどをかけて、美味しく食べようと考えて作り上げたのですが、肉だけはさんでも美味しいし、サーモンも合うし、納豆だって、キムチだって、チーズもいける、ゆであずきにクリームチーズを加えれば、立派なスイーツ。 

結局なんでもOKということです。 
味が薄い具材にはディップ、ドレッシング、ソースなどが決めてになるので、これからどんどんトルティに合うものを作って紹介していこうと思います。 

トルティの温め方は?

  熱したフライパンやホットプレートにトルティを乗せて、両面で30秒ほど温めます。 表面にさわって、熱くなっていればOKです。 少し水を含ませれば、ソフトになります。
  電子レンジ600Wでトルティ3枚ほどラップをかけて、3−40秒温めます。 かけすぎると堅くなります。

ポイント...
トルティの特徴としてフライパンでは表面が少しパリッとします。 薄く油を塗るとその感じが強いです。 電子レンジは水分を含んでしなっとした感じになります。 ホットプレートは熱が弱い分、その中間の感じです。 
あまり長く空気にさらしておくと冷めて堅くなるので、食べるまでに時間がある場合はラップをしておくとか、蓋のある器などに入れておくと良いです。
電子レンジの場合が当初はかなりしっとりしていますが、堅くなるのがより早いようです。

もっと詳しく知りたい方はこちら

トルティがエコって?

おからは昔と製法が変わって美味しくなくなって、廃棄が多くなってしまった。

〜大豆の栄養たっぷり、腹もちが抜群でダイエットに最適の食材、おから。 かつては家庭の惣菜の定番だったが、最近は「食感が悪い」、「昔ほどおいしくない」という人が増え、食べる機会が激減。 廃棄量は年間65万トンを超え、今や"絶滅危惧総菜"と言われる始末。 実は、豆腐の製法の進化に伴い、おからの質も時代とともに激変! これまで通りの調理法では、その実力は引き出せないのだ! 〜 超優秀健康食品「おから」についてNHK「ためしてガッテン」の2009年6月放送の記事です。
そこから計算すると日本国民全員が1日1.5枚トルティを食べれば、65万トンのおからが廃棄されず健康食品として有効利用されることになります。 産業廃棄物としてのおからが無くなり、健康的な食べ物が増えるわけですから、とてもエコだと思いませんか。

トルティはトルティーヤじゃないの?

タコス鈴木の開発したおからが入ったトルティーヤをトルティと名付けています。

メキシコではとうもろこしの皮が主流で、トルティーヤ、トルティージャ、トルティリャなど言い方はさまざまです。 小麦粉の皮が多いアメリカではラップンロール、ラップと言っています。 おからを入れて和風トルティーヤをめざして開発した皮は、食べやすく和洋中何でも合うので、もっと手軽に食べてもらえるようにおからを主原料とした日本生まれの皮をトルティと名付けたわけです。 タコスとは違うの?って聞かれそうですが、タコスはと言うと、このような皮に具材を入れて巻いて食べる、食べ方を言います。 タコスの名前が有名になってしまって、この辺がちょっとわかりづらいですね。 トルティは2011年に商標登録されました。

トルティのめざすところって?

レストランなどに行ったら、トルティを使ってシェフが美味しくおしゃれに料理を出してくれる
そんなことになれば、トルティの美味しさが認められることになるし、ファーストフード風に使われれば、一気に多くの人に食べてもらえるし、流行とこだわりのどちらもいける食材と考えると夢みたいですね。 夢に終わったら困りますけど。 

どこの家庭の冷蔵庫にもトルティが入っていて、いつも手軽においしく食べられる。

朝、時間がないときに簡単にハム、チーズ、卵、野菜、何でも好きな物を挟んでパクつく。 忙しいからと朝食を抜いている方にとても便利。 昼はちょっと食べればいいのでと冷蔵庫から適当に選んで、トルティに挟んで食べる。 主婦の方のお昼って面倒ですものね。 夜くらいは家族みんなで食卓を囲み、トルティに手づくり料理を挟んで楽しく食事。 日頃の会話不足も解消です。 お一人でも、ご夫婦お二人でも、大勢のご家族でも美味しく楽しく健康にトルティを食べていただきたいと思います。